恍惚の宿木 -玲瓏彩香-

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†-青年22歳-盾(8/9-01:37)No.4828
 ┣Re:青年22歳-いとう(8/9-06:44)No.4834
 ┃┗Re:青年22歳-盾(8/10-23:39)No.4859
 ┣Re:青年22歳-キキ(8/10-02:12)No.4840
 ┃┗Re:青年22歳-盾(8/10-23:41)No.4860
 ┣Re:青年22歳-朝香(8/10-03:14)No.4845
 ┃┗Re:青年22歳-盾(8/10-23:42)No.4861
 ┗SAD SONG-盾(8/11-01:01)No.4870


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4828青年22歳E-mail 8/9-01:37

 
 
 新宿駅の階段を昇っていると、泣き声が人混みに響く。
 「ボクのジンセイ、オわっちゃうよォォオ」
 
 ズルズル、駅員達に抱えられ、ひきずられてゆくのは、
 夏用ス−ツ姿の若い青年22歳。
 ガツガツ、ヒールで青年22歳に蹴りイれ続けているのは、
 クロい肌、ミニスカ姿の女。
 
 「そーだよ、終わりだよテメは、オ・ワ・リ!
  ねえおじさん、コイツ死刑だよね、ウザすぎんだよー」
 
 「とにかく君も落ち着きなさい。きちんと説明するから」と
 駅員にたしなめられた女は、
 隙をついて、またも青年22歳の背中をヒールで蹴りつける。
 
 ぶつぶつ呻いていた青年22歳が、爆発したかのように叫びだす。
 
 「ベンキョーしたんだ、ずっと、ずっっとしたんだよー、
  やっとカイシャはいって、これからなのにー、
  イわないでよ、ああっ、、ダレにもイわないよねエエ、
  もうしません!! ねえっ、もうしませんてイってるから!
  ハナしてよォォ、チコクしちゃうんだからァァァ」
 
 静寂わずか。
 「ボクのジンセイ、オわっちゃうよォォオ」
 
 女が奇声をあげ、ゴルチエの鉄飾りバッグを振り回す。
 にぶい音。
 吹きだす血に紅く、青年22歳の鼻。
 拍手喝采の野次馬、少年少女。
 一瞥だけくれても、通りすぎるサラリーマン達。
 
 一群は、周囲の人混みの体感気温を5度ほど上げてから、
 一室に消えていった。
 
 
 耳に残る言葉。人生?
 耳に残る言葉。終わる?
 はあん、なにが、これから?
 
 笑わせてくれるぜ、青年22歳。
 お前は、なにかをつかむため、その手を延ばしたんだろう。
 せいいっぱい、努力した結果だろう。
 やればできる“よいこ”だったからな。
 
 でさ、
 人生、終わりゃしないのさ、、、これからが醍醐味だよ。
 大逆転のチャンス到来、
 たっぷり堪能してみろって、なあ?
 
 
 
 はあん、でもね、次の朝の、
 新聞社会面に載った青年22歳は、
 大逆転のチャンスをポイ捨てしちまっていた。
 
 
 新宿駅の階段を昇っていると、泣き声が頭の中に響く。
 「ボクのジンセイ、オわっちゃうよォォオ」
 
 そう、
 そう、
 やればできる“よいこ”だったからな。
 
 
 

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4834Re:青年22歳いとう E-mail URL8/9-06:44
記事番号4828へのコメント

どうも。いとうです。


やー、なんか盾さん優しい(笑)。

> でさ、
> 人生、終わりゃしないのさ、、、これからが醍醐味だよ。
> 大逆転のチャンス到来、
> たっぷり堪能してみろって、なあ?

俺だったら、「そのまま死ね!」とか言っちゃうのに(笑)。
うん。ケリ入れるタイプです(笑)。





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4859Re:青年22歳E-mail 8/10-23:39
記事番号4834へのコメント
いとうさんは No.4834「Re:青年22歳」で書きました。
>
>どうも。いとうです。
>
>
>やー、なんか盾さん優しい(笑)。
>
>> でさ、
>> 人生、終わりゃしないのさ、、、これからが醍醐味だよ。
>> 大逆転のチャンス到来、
>> たっぷり堪能してみろって、なあ?
>
>俺だったら、「そのまま死ね!」とか言っちゃうのに(笑)。
>うん。ケリ入れるタイプです(笑)。
>
>
>
>
>
 
 いとうさん、感想ありがとう!
 青年22歳にとっては「小さな優しさ/大きな恐怖」かもしれません。
 汚名を背負って生きてゆくという恐怖。
 意外と「死ね!」と言われたほうが、安心できたり??
 
 どっちがどっちか、もはや、わかりませんけれども。
 
 

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4840Re:青年22歳キキ URL8/10-02:12
記事番号4828へのコメント
こんばんは。

可笑しいような、怖いような。
じりじりじわじわ。

最後は虚しくなりました。
夏特有のあの感じ。

そんなものがつたわってきました。


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4860Re:青年22歳E-mail 8/10-23:41
記事番号4840へのコメント
キキさんは No.4840「Re:青年22歳」で書きました。
>こんばんは。
>
>可笑しいような、怖いような。
>じりじりじわじわ。
>
>最後は虚しくなりました。
>夏特有のあの感じ。
>
>そんなものがつたわってきました。
>
>
 キキさん、感想ありがとう!
 虚しくさせちゃいましたか、、、
 投稿しておいて言うのも、おかしい話なのですが、
 自分でも、虚しくなる以外ないような気がします。
  
 実際に聴いた「ボクのジンセイ、オわっちゃうよォォオ」、
 しばらく耳に残ったのは事実です。
 

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4845Re:青年22歳朝香 E-mail 8/10-03:14
記事番号4828へのコメント
盾さんは No.4828「青年22歳」で書きました。
> 
> 
> 新宿駅の階段を昇っていると、泣き声が人混みに響く。
> 「ボクのジンセイ、オわっちゃうよォォオ」
> 
> ズルズル、駅員達に抱えられ、ひきずられてゆくのは、
> 夏用ス−ツ姿の若い青年22歳。
> ガツガツ、ヒールで青年22歳に蹴りイれ続けているのは、
> クロい肌、ミニスカ姿の女。
> 
> 「そーだよ、終わりだよテメは、オ・ワ・リ!
>  ねえおじさん、コイツ死刑だよね、ウザすぎんだよー」
> 
> 「とにかく君も落ち着きなさい。きちんと説明するから」と
> 駅員にたしなめられた女は、
> 隙をついて、またも青年22歳の背中をヒールで蹴りつける。
> 
> ぶつぶつ呻いていた青年22歳が、爆発したかのように叫びだす。
> 
> 「ベンキョーしたんだ、ずっと、ずっっとしたんだよー、
>  やっとカイシャはいって、これからなのにー、
>  イわないでよ、ああっ、、ダレにもイわないよねエエ、
>  もうしません!! ねえっ、もうしませんてイってるから!
>  ハナしてよォォ、チコクしちゃうんだからァァァ」
> 
> 静寂わずか。
> 「ボクのジンセイ、オわっちゃうよォォオ」
> 
> 女が奇声をあげ、ゴルチエの鉄飾りバッグを振り回す。

> にぶい音。
> 吹きだす血に紅く、青年22歳の鼻。
> 拍手喝采の野次馬、少年少女。
> 一瞥だけくれても、通りすぎるサラリーマン達。
> 
> 一群は、周囲の人混みの体感気温を5度ほど上げてから、
> 一室に消えていった。
> 
> 
> 耳に残る言葉。人生?
> 耳に残る言葉。終わる?
> はあん、なにが、これから?
> 
> 笑わせてくれるぜ、青年22歳。
> お前は、なにかをつかむため、その手を延ばしたんだろう。
> せいいっぱい、努力した結果だろう。
> やればできる“よいこ”だったからな。
> 
> でさ、
> 人生、終わりゃしないのさ、、、これからが醍醐味だよ。
> 大逆転のチャンス到来、
> たっぷり堪能してみろって、なあ?
> 
> 
> 
> はあん、でもね、次の朝の、
> 新聞社会面に載った青年22歳は、
> 大逆転のチャンスをポイ捨てしちまっていた。
> 
> 
> 新宿駅の階段を昇っていると、泣き声が頭の中に響く。
> 「ボクのジンセイ、オわっちゃうよォォオ」
> 
> そう、
> そう、
> やればできる“よいこ”だったからな。
> 
> 
> 
>
こんばんは、盾さん。。。
なんとなく、わたし思っていました。
こういう詩書くだろうなって。
そういう意味で待っていました。









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4861Re:青年22歳E-mail 8/10-23:42
記事番号4845へのコメント
朝香さんは No.4845「Re:青年22歳」で書きました。
>盾さんは No.4828「青年22歳」で書きました。
>> 
>> 
>> 新宿駅の階段を昇っていると、泣き声が人混みに響く。
>> 「ボクのジンセイ、オわっちゃうよォォオ」
>> 
>> ズルズル、駅員達に抱えられ、ひきずられてゆくのは、
>> 夏用ス−ツ姿の若い青年22歳。
>> ガツガツ、ヒールで青年22歳に蹴りイれ続けているのは、
>> クロい肌、ミニスカ姿の女。
>> 
>> 「そーだよ、終わりだよテメは、オ・ワ・リ!
>>  ねえおじさん、コイツ死刑だよね、ウザすぎんだよー」
>> 
>> 「とにかく君も落ち着きなさい。きちんと説明するから」と
>> 駅員にたしなめられた女は、
>> 隙をついて、またも青年22歳の背中をヒールで蹴りつける。
>> 
>> ぶつぶつ呻いていた青年22歳が、爆発したかのように叫びだす。
>> 
>> 「ベンキョーしたんだ、ずっと、ずっっとしたんだよー、
>>  やっとカイシャはいって、これからなのにー、
>>  イわないでよ、ああっ、、ダレにもイわないよねエエ、
>>  もうしません!! ねえっ、もうしませんてイってるから!
>>  ハナしてよォォ、チコクしちゃうんだからァァァ」
>> 
>> 静寂わずか。
>> 「ボクのジンセイ、オわっちゃうよォォオ」
>> 
>> 女が奇声をあげ、ゴルチエの鉄飾りバッグを振り回す。
>
>> にぶい音。
>> 吹きだす血に紅く、青年22歳の鼻。
>> 拍手喝采の野次馬、少年少女。
>> 一瞥だけくれても、通りすぎるサラリーマン達。
>> 
>> 一群は、周囲の人混みの体感気温を5度ほど上げてから、
>> 一室に消えていった。
>> 
>> 
>> 耳に残る言葉。人生?
>> 耳に残る言葉。終わる?
>> はあん、なにが、これから?
>> 
>> 笑わせてくれるぜ、青年22歳。
>> お前は、なにかをつかむため、その手を延ばしたんだろう。
>> せいいっぱい、努力した結果だろう。
>> やればできる“よいこ”だったからな。
>> 
>> でさ、
>> 人生、終わりゃしないのさ、、、これからが醍醐味だよ。
>> 大逆転のチャンス到来、
>> たっぷり堪能してみろって、なあ?
>> 
>> 
>> 
>> はあん、でもね、次の朝の、
>> 新聞社会面に載った青年22歳は、
>> 大逆転のチャンスをポイ捨てしちまっていた。
>> 
>> 
>> 新宿駅の階段を昇っていると、泣き声が頭の中に響く。
>> 「ボクのジンセイ、オわっちゃうよォォオ」
>> 
>> そう、
>> そう、
>> やればできる“よいこ”だったからな。
>> 
>> 
>> 
>>
>こんばんは、盾さん。。。
>なんとなく、わたし思っていました。
>こういう詩書くだろうなって。
>そういう意味で待っていました。
>
>
>
 
 朝香さん、感想ありがとう!
 なにやら意味深なコメントですね。
 待っていましたか、では、お待たせしました。
 て、そういうことじゃなく。
 
 最近、自身の創作の中で、
 人が行方不明になったり、頭おかしくなったり、死んだり
 しすぎています。なにげなく、振り返るとそうでした。
 
 迷います。
 
 

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4870SAD SONGE-mail 8/11-01:01

 
大きく揺さぶる君は風のなかに消えて
 
 
江の辺に響くどうしようもない恋の唄
 
 
慎しみかげる病のもと隠遁の居につく
 
 
也!